研究課題/領域番号 |
15K11603
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
鵜澤 久美子 (桑江久美子) 順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (50635167)
|
研究分担者 |
青木 きよ子 順天堂大学, 医療看護学部, 特任教授 (50212361)
長瀬 雅子 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (90338765)
下西 麻美 順天堂大学, 医療看護学部, 助手 (40726428)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 協働的パートナーシップ / セルフマネジメント / 膠原病 / 慢性疾患看護 / 全身性エリテマトーデス / 介入モデル |
研究成果の概要 |
Gottliebにより開発された協働的パートナーシップモデルを基に、膠原病患者と看護師との協働的パートナーシップ看護介入モデルを開発し、その効果を検証することを目的とした。看護師と膠原病患者へのインタビュー調査から協働的パートナーシップ看護介入モデルを作成し、作成した介入モデルの効果を患者への看護介入により検証した。介入モデルの効果は、患者の療養上の困難の認知度の低減が図られ、SCAQおよび主観的QOLの平均値が向上した。また患者は、病態や今後の見通しをつけられるような知識と経験が豊富な看護師は信頼でき、不安や迷いを支えられ、自分のために寄り添ってくれたと認識し、看護介入への高評価が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性疾患を抱えて生きる人々は、その疾患のコントロールとともに、社会の一員としての役割を果たしていかなければならない。本研究の成果は、治療や療養生活調整における医療者と患者との協働の効果に関する示唆が得られるとともに、慢性疾患を抱えて生きる人々が安定した社会生活を維持し、病いとともに生きる術を身につけることに繋がるものと考える。また、慢性疾患看護の質の向上に貢献するものと考える。
|