研究課題/領域番号 |
15K11605
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
松本 文奈 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60735603)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 外来看護 / 慢性期看護 / 看護師教育プログラム / 外来看護師 / キャリア開発 / ジェネラリストナース / 看護実践能力 / 学習ニード / 教育ニード / 看護学実習 / 教育プログラム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、外来看護の質の標準化を見据え、慢性疾患患者を支える病院外来に勤務する看護師に特化した、院内教育モデルを開発することである。はじめに、病院外来に勤務する外来看護師のうち、慢性疾患患者を支える外来看護師の役割と能力について、文献検討とインタビュー調査を基に検討した。結果、外来看護師の4つの役割と、7つの能力が明らかになった。更に、首都圏の400床以上の病院に勤務する外来看護師を対象に、無記名のアンケート調査を実施し、学習ニードを調査した。以上の結果から、慢性疾患患者を支える外来看護師の能力開発に焦点を当てた、教育モデル試案を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1点目として、慢性疾患患者を支える一般外来に勤務する外来看護師のための院内教育プログラムや学習ニードに特化した調査研究は未だ少なく、本研究ではその実態を明らかにする点が挙げられる。外来看護の質を標準化する成果に発展する可能性を持つ。 2点目は、慢性疾患患者に対する重症化予防の療養支援に関する能力開発を提案する本研究の成果として、増悪による再入院の減少や、患者QOLへの影響や、医療費抑制という経済効果など、将来発展する可能性を持っている点で、社会貢献度が高いことが挙げられる。
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