研究課題/領域番号 |
15K11615
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
青柳 道子 北海道大学, 保健科学研究院, 講師 (30405675)
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研究分担者 |
進藤 ゆかり 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (70433141)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | がん患者 / 終末期 / 家族看護 / コミュニケーション / がん看護 |
研究成果の概要 |
本研究は,終末期がん患者と家族間のコミュニケーションを促進するための看護師教育プログラムを構築するために,看護師の終末期がん患者と家族に対する介入実態とその関連要因を明かにすることを目的とした.本研究では,終末期がん患者の療養の場をめぐる患者と家族の意思決定におけるコミュニケーションへの介入に焦点を当てて研究を進めた.看護師には自己主張できるコミュニケーション力,患者と家族に対して踏み込んで関わることができる倫理観の涵養と退院支援について説明できる知識の必要性が示唆され,これら含めた教育プログラムを実践する必要がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
終末期におけるコミュニケーションでは,受容,共感などが重要だとされてきたが,本研究では,看護師には主張できるようなコミュニケーション力が必要であることが明らかとなった.また,終末期がん患者と家族に対して,看護師がどのようにコミュニケーションを促進する行動を取っているかという介入実態やその関連要因が明らかになり,その内容は教育プログラムや看護実践に活用でき,終末期がん患者と家族が療養の場を決定する際の看護の質を向上できる.
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