研究課題/領域番号 |
15K11616
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 和洋女子大学 (2017-2018) 横浜市立大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
渡邉 知子 和洋女子大学, 看護学部, 教授 (20347199)
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研究分担者 |
藤田 あけみ 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (30347182)
中村 令子 東北福祉大学, 健康科学部, 教授 (60227957)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 回復期リハ病棟 / 脳血管障害患者 / 再発予防行動獲得プログラム / プログラム開発 / 生活習慣病 / 自尊感情 / 主観的QOL / 自宅退院 / 再発予防行動 / 軽度脳血管障害患者 / 回復期リハビリテーション病棟 / 生活習慣 / セルフコントロール / 行動変容 / ナラティブアプローチ / 脳血管障害 / 行動変容モデル / 自己効力感 / 介入研究 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脳血管障害の再発予防行動を獲得するための行動変容ステージモデルを用いた看護介入プログラムの開発と効果の検証である。方法は、回復期リハ病棟に入院中の患者自身が、日常生活で実現可能な目標と取り組方法を決定し、定期的な面接により行動変容ステージの評価を行った。 結果、対象者27名のうち23名(85.2%)にステージの変化が認められた。対象者からは「色々聞いて貰えてよかった」「血圧の話をするので自分で記録するようになった」、担当看護師からは「生活や今後のことをゆっくり振り返って考えることができた。面接で力をもらえたと感謝していた。」との意見が聞かれ、本プログラムの有用性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
回復期リハ病棟の患者自身が考える退院後の生活の質と課題を明確にし、再発予防行動を獲得するための看護介入プログラムを提供することは、患者自身の主体的な取組みを支持し、脳血管障害の再発予防に寄与する行動変容の獲得が示唆された。回復期リハ病棟でのプログラムの導入は、脳血管障害患者の再発予防行動に対する自律を促し、再発による脳血管障害の重症化の防止、自宅退院後の生活の質の維持向上、社会復帰の促進に資することが可能になる。
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