研究課題/領域番号 |
15K11623
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
森本 美智子 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (50335593)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 慢性閉塞性肺疾患(COPD) / 非小細胞肺がん / QOL / 化学療法 / COPD合併非小細胞肺がん / 心理的因子 / COPD / 肺がん / QOL評価 |
研究成果の概要 |
COPD合併非小細胞肺がんで化学療法を受ける患者の治療開始前から6ヵ月後までのQOLについて調査した結果、非小細胞肺がん患者を対象とした先行研究に比べQOLは低い傾向にあった。息切れの程度の改善、治療の奏功は、非活動時間の短縮につながり、四肢筋肉量の増加に寄与しているものと推察された。一方で、治療開始前に比べて3ヵ月後、6ヵ月後にはサポート人数が減少する傾向にあり、治療を継続していくことは社会・家族面に影響を与えていることが推察された。COPD合併非小細胞肺がん患者に対しては、息切れ等の症状緩和が重要となるが、加えて、家族との関係や体重の維持といった側面への介入が重要と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
COPD合併非小細胞肺がん患者に対しての研究は希少である。本研究の結果は、COPD合併非小細胞肺がん患者のQOLに対する理解を助けるだけでなく、QOLを維持・改善するために有用となるケアを提案することにつながるものと考える。身体的・精神的安寧を維持する支援として、家族との関係や体重の維持といった側面にさらに着眼して介入する必要性を示唆した点で意義があると考える。
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