研究課題/領域番号 |
15K11650
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 千里金蘭大学 |
研究代表者 |
藤原 尚子 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (90469544)
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研究分担者 |
稲垣 美紀 摂南大学, 看護学部, 准教授 (60326288)
山本 兼右 公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病予防健診部・健康開発, その他部局等, 技師 (40745486)
大田 博 四條畷学園大学, 看護学部, 講師 (10739775)
木山 昌彦 公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病予防健診部・健康開発, その他部局等, その他 (10450925)
北尾 良太 千里金蘭大学, 看護学部, 講師 (30505095)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 大腸がん検診 / 受診行動支援プログラム / Organized Screening / アンケート調査 / 大腸がん / 組織型検診 / 好発年齢者 / 受診行動支援 |
研究成果の概要 |
本研究は、大腸がん好発年齢者の検診に関する意識の特徴と変化および受診歴について、介入群と対照群で比較し受診行動支援プログラムの効果を検証することを目的とする。アンケートは、介入群で「他のがん検診の項目と一緒に検査できる」「大腸がんが増えていると聞いている」が男性より女性が有意であった。年代別では2項目が60歳以下で有意であった。アンケート項目の上位3位は「大腸がんは早期発見が大切である」「大腸がん検診を受けた結果で安心できる」「大腸がんは死ぬ病気なので検査が大切である」であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大腸がん検診の受診行動支援プログラムは、受診者の特性を考慮したアプローチの選定が可能となる。本プログラムの具体的な内容は、大腸がん好発年齢者へ受診行動に必要な情報提供と教育的な関わりである。個別対応アプローチは受診者にとって満足度の高い支援が可能となり、包括的なマネジメントにもつながるため、大腸がん検診の受診率の向上が期待できる。したがって、本プログラムの有効性の検証により国内全域での応用、継続的な実践が可能となる。本プログラムが、国内の多くの自治体に普及されることで、日本における大腸がん検診の受診率の向上と死亡率低下が期待できる。
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