研究課題/領域番号 |
15K11664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
須永 康代 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (00444935)
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連携研究者 |
山本 英子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部看護学科, 准教授 (60448652)
新小田 幸一 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究科, 名誉教授 (70335644)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 妊婦 / 姿勢 / 起立歩行 / バイオメカニクス / 個別指導プログラム / 動作 / 転倒 / 個別プログラム / 転倒予防プログラム |
研究成果の概要 |
本研究では、妊娠中の姿勢および動作様式の変化について運動学的、力学的解析を行い、各妊婦、それぞれの時期における変化のパターンを明らかにした。その結果をもとに転倒予防を指向したセルフエクササイズや安全で快適な姿勢と動作方法の獲得のための指導を含めた個別的プログラムを考案、実施し効果について検討を行った。姿勢や動作には個人差が生じていたが、個別指導の実施により、妊娠週数の進行に伴う筋骨格系の症状の予防、安定した姿勢や動作様式の獲得が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、妊娠週数に伴う姿勢と歩行および起立歩行動作の変化について運動学的・力学的解析により明らかにした。負担のない姿勢や転倒予防のための安全な動作、運動指導プログラムを個別的に考案し、実施した結果、快適な姿勢や安全性を確保した動作が確認できた。これまで、妊婦を対象とした運動指導の実施頻度は低く、その実施形態も集団を対象としたものがほとんどであったことから、本研究において妊娠中の姿勢や動作の変化に応じて個別性を重視した指導プログラムにより、妊娠中の転倒および筋骨格系の障害予防に効果が得られ、妊娠期の女性の健康支援の一助としての意義を示すことができたと考える。
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