研究課題/領域番号 |
15K11677
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 茨城県立医療大学 (2017-2018) つくば国際大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
藤岡 寛 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (90555327)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 親子入園 / 障害児 / 父親 / コペアレンティング / 家族 / 障がい児 / 役割期待 |
研究成果の概要 |
障害児の養育における父親の役割が以下のとおり明らかになった。日常ケアにおける母親との役割分担:仕事を終えて帰宅後あるいは休日は、母親に代わって父親が児のケアを行っていた。きょうだいのいる家族では、母親が児のケアに専念できるよう、父親がきょうだいを連れて外出することもあった。仕事の調整:児のケアが継続できるよう、就労時間を変更したり、介護休暇を利用したりしていた。職場の状況によっては、自営業に転職あるいは退職するケースもあった。行政機関への折衝:保育園の入園やバギーの助成申請などのために、母親や児と共に行政機関に出向き、家族の窮状やニードを切実に訴えて、行政側の対応を引き出していた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
在宅で障害児を養育していくためには、母親だけでなく、父親の協力が必要である。本研究で、父親の役割を明らかにしたことで、親子入園プログラムにおける父親支援の方略を検討することが可能になったと考える。
|