研究課題/領域番号 |
15K11688
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 関西福祉大学 (2017-2019) 大阪医科大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
竹村 淳子 関西福祉大学, 看護学部, 教授 (00594269)
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研究分担者 |
泊 祐子 大阪医科大学, 看護学部, 教授 (60197910)
真継 和子 大阪医科大学, 看護学部, 教授 (00411942)
古株 ひろみ 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (80259390)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 重症心身障がい児 / 在宅 / 社会化 / 在宅重症心身障がい児 / レスパイト入院 / 他者からのケア / 看護援助 / 社会参加 / 親 / 重症心身障害児 / 家族支援 / 看護支援 / 思春期 / 体調低下 / 親支援 |
研究成果の概要 |
在宅で生活する重症心身障がい児(以下重症児)の社会化を図るうえで課題となるのは、母親以外の他者によるケアを受け入れることである。そこで、レスパイト入所によって初めて母親から離れる重症児に対し、看護師がどのような工夫をしているかについて面接調査を実施した。その結果、母親に対しては他者に預けることへの罪悪感を取り去ること、重症児に対しては母親のケア方法を踏襲しながらも、異なるケア方法を試していることがわかった。重症児が他者からのケアを受けられることで生活範囲が広がり、母親にとっては、子どものケアを他者に伝えるスキルを獲得することにつながると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重症児のケアは個別性が高く、母親の流儀以外を拒む事例をよく見かける。しかし、重症児に対する医療管理の進歩により成人期以降も在宅での生活が続くことを考えると、ある程度多彩なケア方法を受け入れることができれば、重症児とその家族にとって生活範囲が広がり、人との関係も豊かになると考える。
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