研究課題/領域番号 |
15K11691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
實崎 美奈 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (80412667)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 不妊患者カップル / 初回受診時ケア / ケアモデル開発 |
研究成果の概要 |
日本では確立されていない不妊外来における初回受診カップルへのケアモデルを開発するために、国内外におけるケアの実際について文献および参加観察による調査を行った。その結果、ケアはWebサイトでの情報提供など受診前から始まり、受診当日には問診、診察、検査、情報収集、情報提供や受診者の理解度の確認などが行われていることが明らかになった。この調査により、既出のガイドラインでは言及されていない具体的なケア項目を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもがほしいのにできないことによる悩みやストレスはカップルが不妊外来への通院を開始する前から始まる。多くのケースでは自分たちが不妊であることを自認するという最初の壁を乗り越えた上で受診に至っているにもかかわらず、様々な理由で通院開始後早期に通院を中断するケースは少なくないと言われている。不妊外来において初回受診カップルへの適切なケアを提供することは、通院開始後早期に不本意に通院を中断するケースを減少させることにつながる。
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