研究課題/領域番号 |
15K11696
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
前田 留美 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 特任講師 (60341971)
|
研究協力者 |
篠原 美代
アブラモビッツ リンダ
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 小児がん救急 / 小児がん看護 / 看護シミュレーション教育 / シミュレーション教育 / 小児がん / 臨床判断 / 看護師 / インストラクショナル・デザイン / がん救急看護 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、がん自体、あるいはがん治療に起因した症状により生命の危機に瀕する「がん救急」の状態に陥った小児がん患者に対し、看護師が的確かつ迅速な看護実践を行う事が可能になる教育プログラムを作成したことである。このプログラムの特徴は、画一的なプログラムを作成・提供するのではなく、プログラム作成を通じて看護師自身が施設・患者の特性を踏まえて独自の研修設計・カスタマイズができる能力を習得したことである。今後は、この教育プログラムを実践する臨床看護教育者をさらに育成する必要がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の少子高齢化に伴い、小児医療機関の閉鎖・規模縮小の勢いは止まらない状態が続いている。これに伴い小児看護を経験したことがない看護師が増加しており、小児がん治療施設では小児がん救急看護を含む、急変時対応ができる看護師を独自に育成する必要があった。 本研究では年間発症数が少ないために教育プログラムが未作成であった「小児がん救急」に着目し、これに対応できる実践力を育成する教育プログラムを作成すると同時に、看護師が独自にプログラムを作成できる能力を習得することを目指した。これにより、教育プログラムが未整備なものが多い領域でも、看護師自身が教育プログラムを作成することが可能になると思われる。
|