研究課題/領域番号 |
15K11703
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
奥野 裕子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 講師 (40586377)
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研究分担者 |
山本 知加 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 助教 (30581558)
岡本 真彦 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (40254445)
谷田 勇樹 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 特任助教(常勤) (80800218)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 対人的問題解決 / 自閉スペクトラム症 / 児童期 / NIRS / 眼球運動 / 文脈解釈 / 自閉症スペクトラム障害 / 対人問題解決 / 自閉症スペクトラム症 / 認知機能 |
研究成果の概要 |
本研究では、児童期の自閉スペクトラム症(ASD)児に対して、対人的問題解決(Interpersonal Problem Solving)の場面における文脈解釈(言語課題)、社会的認知(眼球運動)、また脳機能(NIRS)の特徴、またそれぞれの関連をTD群との比較から検討した。結果より、NIRSにおいて、ASD児で有意にOxy-Hbの上昇が認められるチャンネルの領域が明らかになり、児童期のASD児に特異的な特徴を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の結果により、本邦における児童期の自閉スペクトラム症(ASD)児に対する、対人的問題解決(Interpersonal Problem Solving)のスキルに特化した支援プログラムの開発に向けた資料を提供できることから学術的意義は大きいものと考える。また、このような児童期ASD児に対する対人的問題解決遂行に特化した支援方法の開発により、特に、対人的問題解決の予防的なアプローチが可能となり、彼らの①二次障害の予防、②自己実現に役立つことからも社会的意義も大きいものと考える。
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