研究課題/領域番号 |
15K11710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
櫻井 育穂 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (30708516)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 移行期支援 / 成人先天性心疾患 / 小児慢性疾患 / 思春期 / 若年成人 / 先天性心疾患 / 思春期・青年期 / 看護 / アセスメントツール |
研究成果の概要 |
多くの先天性心疾患患者が成人期を迎え、小児型から成人型医療への移行が求められている。本研究は、これらの患者と親の移行期支援におけるアセスメントツールの作成とその活用方法を検討することを目的とし調査した。結果、患者の病気とその予防に対する理解や、病気に関連したセルフケア行動、大人になるための準備等が抽出された。また、看護師は患者を尊重し主体となるかかわりを行っていた。そして、幼少期から患者とともに親への教育的支援を行っていた。さらに、移行の課題と共にチームにおける看護師の役割が示唆された。今後は、小児成人の連携を中心としたシームレスな移行期支援を行うための教育プログラムを検討していく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、成人先天性心疾患患者と親が小児の診療から成人の診療へ移行するためのアセスメント(査定に関する)ツールの作成とその活用方法を検討することを目的とし、国内外の論文や専門家会議および研修会から項目を抽出し、看護師へのインタビューによりその内容を精選した。結果、患者の病気とその予防に対する理解や、病気に関連したセルフケア行動、大人になるための準備等に関する査定内容が抽出され、それらを活用した看護師の支援と、成人科への移行に関する課題が示された。これらは、今後小児成人の連携を中心としたシームレスな移行期支援を行ううえで重要であり、今後はさらなる支援の充実を図っていく必要がある。
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