研究課題/領域番号 |
15K11726
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 和洋女子大学 (2018-2020) 淑徳大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
河村 秋 和洋女子大学, 看護学部, 准教授 (50719094)
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研究分担者 |
廣瀬 たい子 (広瀬 たい子) 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (10156713)
小渕 隆司 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50457818)
岡光 基子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (20285448)
矢郷 哲志 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (00778243)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 幼児の社会情緒的問題 / 自閉スペクトラム症 / 尺度開発 / 発達障害 / 子育て支援 / 心理社会的問題 / 幼児 / 尺度作成 / 社会・情緒的問題 / 育児不安 / 子育て不安 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語版Infant-Toddler Social and Emotional Assessment(ITSEA)の標準化と活用をめざした。日本の自閉スペクトラム症、あるいは疑いのある1~3歳未満の児(臨床群)と対照群について、日本語版ITSEA得点の傾向を比較した。各群について、新版K式発達検査2001得点との相関を算出し比較検討した。日本語版ITSEAと原版ITSEAにおける臨床群の得点傾向を比較した。結果、日本の臨床群に属する児の特徴と発達の傾向が確認された。また、日本語版ITSEAの収束的妥当性が示され、原版ITSEAとの相違点も明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自閉スペクトラム症の診断を受けたあるいは疑いのある児の日本語版ITSEA得点の傾向から、日本語版ITSEAの収束的妥当性が示唆された。加えて、原版ITSEAとの得点傾向の相違が明らかになった。そのため、日本独自の標準値、カットオフ値設定の必要性が示された。2020年はデータ分析と論文執筆、全国調査のための準備を実施した。 引き続き、全国調査実施、標準値・カットオフ値設定、マニュアル作成を行なう。それにより、育てづらさや発達上の気がかりを持つ養育者が、子どもの特徴を理解し、子どもへの関わり方を知る事を可能にする。また、支援者が、適切な支援を提供することを可能にすると考える。
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