研究課題/領域番号 |
15K11727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
西田 みゆき 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (00352691)
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研究分担者 |
白幡 峰子 順天堂大学, 医療看護学研究科, 助教 (00600248)
鈴木 紀子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70460574)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 小児看護 / 小児外科看護 / 排便ケア / プログラム / 排泄障害 / 小児外科的疾患 / 疾患理解 / 総排泄依残症 / 性教育 / 排泄看護 / 総排泄腔 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、小児外科的疾患患者が「性」を含めて自身の疾病を理解しその子なりの自立した生活が送れるように支援することであった。その目的達成のために①「小児外科的疾患患者に対する性教育」について現状把握、問題の明確化、② 当該患者の性教育を中心とした疾患理解のニーズの抽出とプログラム骨子作成、③「小児外科的患者における性教育を中心とした疾患理解のためのプログラム」作成を行った。その結果、性教育を含め系統だった疾患の説明は受けておらず、早期からの病名告知を望んでいた。一方で、本邦における性教育の現状を調査し性教育に必要な要素を抽出した。この結果を踏まえてプログラムを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、子どもの自立を目指すために不可欠である自分の身体の仕組みを知り、自分で自分を守り、セルフケアを行うことができるというステップを考えるための一助になりえたと考える。特に生殖器に関する疾患では、内部臓器である場合、子どもの年齢によっては理解が難しく、将来を見据えた支援は困難を極めている。しかし、親は子どもから尋ねられることを恐れているが「どうしていいかわからない」、子どもは「早く病名を知りたかった」という研究結果から、親子とも正しい情報を早期に求めていることが明らかになった。このニーズを満たす方策を構築していく必要がある。
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