研究課題/領域番号 |
15K11738
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 藍野大学 |
研究代表者 |
齋藤 祥乃 藍野大学, 医療保健学部, 准教授 (80553784)
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研究分担者 |
有馬 久富 福岡大学, 医学部, 教授 (20437784)
内藤 紀代子 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30433238)
上島 弘嗣 滋賀医科大学, アジア疫学研究センター, 特任教授 (70144483)
三浦 克之 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
岡山 久代 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90335050)
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研究協力者 |
横江 保彦
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 妊娠高血圧症候群 / 尿中Na/K比 / 尿中Na/K 比 / 血圧 |
研究成果の概要 |
対象数は120名(年齢30.7歳、初産45名・経産75名、体重53.1㎏)。妊娠初期の収縮期血圧は、平均111㎜Hgであり、後期の収縮期血圧は、平均115㎜Hgであった。妊娠中の収縮期血圧に関しては4㎜Hg上昇し、p<0.01で有意な差を認めた。 妊娠初期の尿中Na・K・Na/Kは中央値で157mEq/l、55 mEq/l、3.0 mEq/lであった。妊娠初期の尿中Na/K比が、分娩前の血圧上昇の発症を予測について、尿中Na/K比を2分位、4分位で後期の収縮期血圧の平均との関連を分析した結果、有意な差を認めなかった。さらに、重回帰分析を行った結果についても関連を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
母児障害の最も大きな原因である妊娠高血圧症候群の予防・予知は母子保健のみでなく医療保健上からも重要な意義をもつとされる。尿中Na/K比と妊娠高血圧との間に関連をみとめた場合、ハイリスク妊娠が予測でき、ハイリスク妊婦の分娩までの積極的管理ができる。妊婦全体に対して、尿中Na/K比の減少を目的とした介入実践を提言することで、妊娠高血圧症候群を予防し、より安全な妊娠継続が可能となる。
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