研究課題/領域番号 |
15K11759
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
鳥谷 めぐみ 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (00305921)
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研究分担者 |
粟生田 友子 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (50150909)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 軽症脳卒中 / 再発予防 / 高齢者 / リスク認知 / プログラム開発 / シームレスケア |
研究成果の概要 |
本研究は、高齢軽症脳卒中患者への急性期から在宅まで切れ目のない再発予防支援プログラムを開発し、プログラムの効果を検証することを目的とした。まず、発症後1週間以内の高齢軽症脳卒中患者を対象に、入院時と初回外来時に、発症や再発と健康管理に関するインタビューを実施し、急性期から在宅への健康管理の以降に伴う課題を検討した。これらの結果から、再発に関する危機感が漠然としており、自身の健康管理への自負があることが明らかになった。急性期から在宅まで継続した再発予防にはリスク認知へのアプローチが必要と考え、介入の効果を測定するために、高齢軽症脳卒中患者を対象とした再発に関するリスク認知の尺度化に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中は軽症化、高齢化が進んでおり、介護予防の観点からも再発予防は重要な課題である。一方で、軽症者は入院期間が短く効果的な介入が実施されにくい。本課題の結果から、軽症脳卒中患者は自身の脳卒中リスクを過小評価し、リスクの存在に気づいていない場合があることが示唆された。看護師が患者の再発に関するリスク認知を知ることは、患者に適した再発予防支援方法の検討に役立つと考える。
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