研究課題/領域番号 |
15K11791
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
岡本 亜紀 岡山大学, 保健学研究科, 講師 (10413527)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | リカバリー / 精神障害 / 包括型地域生活支援プログラム / 病院看護師 / ACT / 精神科病院 / リカバリー教育 / 精神科急性期病棟 / 看護師 / 家族支援 / 包括型地域生活支援(ACT) / 包括型地域生活支援 / 精神障害を持つ人 / 看護実践 / 教育プログラム / 現任教育プログラム |
研究成果の概要 |
主観的,個人的観点からの意義ある生活と社会の中で生活している感覚を見出すというリカバリーの概念について,日本の病院で働く精神科看護師の理解を促進させる体験プログラムを実施,評価する研究を行った。本プログラムにより,病院で働く看護師のリカバリー志向は有意に上昇した。また,包括型地域生活支援(Assertive Community Treatment:ACT)の支援体験から得られたカテゴリーには,複数のリカバリーの概念が読み取れた,さらに,病院での看護援助の限界に気づく効果があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重度の精神障害を持つ人の自分らしく意義ある生活を目指すリカバリーを理解するため,病院看護師を対象とした体験プログラムを実施し,定量的かつ定性的に評価した研究はこれまでない。この点における本研究の意義を強調したい。看護師がリカバリーに関する概念的理解を促進し,リカバリーを目標とした実践を具体化できたならば,医学モデルに偏りがちな病院の中で“Strengths-Based”な視点で日常的看護援助を実践していくことに寄与する。
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