研究課題/領域番号 |
15K11821
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 埼玉県立大学 (2017-2018) 東京医科大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
山岸 直子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (10320821)
|
研究分担者 |
勝野 とわ子 岩手保健医療大学, 看護学部, 教授 (60322351)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 独居 / 高齢2型糖尿病患者 / Person-centerd Care / 看護支援 / Person-centred Care / 熟練看護師 / 高齢2型糖尿病患者 / 看護学 / 糖尿病看護 / 独居高齢者 |
研究成果の概要 |
本研究は独居の高齢2型糖尿病患者の自己管理を支援するためのPerson-centerd Careモデルを開発することを目的とした。概念分析と、熟練看護師、独居の高齢2型糖尿病患者を対象とした質的研究の結果に基づき、モデルを作成した。Person-centerd Careモデルは、【何でも話せる信頼関係の構築】、【全人的アセスメント】、【患者の望む生活や目標の共有】、【患者の状況に合わせた自己管理を促進する支援】、【生活を整える支援】、【生活の楽しみを維持・向上する支援】、【家族サポートや社会資源の調整】で構成された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、先行研究がほとんどない独居の高齢2型糖尿病患者ケアに関する研究であり、独居の高齢2型糖尿病患者を対象とした初めてのPerson-centred Careモデルの開発である。 本モデルは、Person-centred Careの概念分析に加え、独居の高齢2型糖尿病患者を対象とした質的研究と、外来で個別看護相談を実施している熟練看護師を対象とした質的研究の結果を統合したモデルである。これにより、患者側と看護師側双方の視点を統合した、多角的で現実的な看護モデルの開発を行うことができた。本モデルの開発により、看護者が効率的に独居高齢2型糖尿病患者の自己管理支援につなげることができると考える。
|