研究課題/領域番号 |
15K11828
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 豊橋創造大学 |
研究代表者 |
蒔田 寛子 豊橋創造大学, 保健医療学部, 教授 (10550254)
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研究分担者 |
楠本 泰士 東京工科大学, 医療保健学部, 講師 (60710465)
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研究協力者 |
永井 邦芳
山根 友絵
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 連携 / 在宅ケア / 観察 / 役割 / デルファイ法 / 多職種 / 多職種連携 / 在宅療養 / 観察点 |
研究成果の概要 |
研究目的は、「多職種の観察の視点を活かした支援者連携モデル」を構築することである。現状把握のための面接調査と、面接調査の質的分析結果を踏まえたデルファイ法によるアンケート調査を実施した。在宅ケアでの観察の視点には、専門職に特徴的な視点と、共通の視点があった。共通する視点は、【第一印象を大切に】【生活をみる】【疾患をふまえて全身をみる】であった。在宅ケアでは、どの職種であっても症状の変化の報告と対処が求められていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
在宅ケアにおける専門職は、疾患をふまえた全身観察と直感的観察の能力が必要であった。多職種連携の際の役割では、訪問看護師は多くの役割があり、訪問療法士は他職種と役割認識に差があり、在宅訪問管理栄養士の役割は栄養に限定し、訪問介護職のみの役割はなく認識に差はなかった。職種の特徴をふまえた結果だが、役割認識の差は連携を困難にすると考える。状態変化のある対象に合わせ柔軟に支援するためには、更に互いの役割を理解し連携することが必要である。
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