研究課題/領域番号 |
15K11835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 新見公立大学 (2016-2018) 川崎医療福祉大学 (2015) |
研究代表者 |
山下 亜矢子 新見公立大学, 健康科学部, 准教授(移行) (90614363)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アルコール使用障害 / アルコール依存 / 女性 / リカバリー / レジリエンス / ピアサポート / 自己開示 / セルフヘルプグループ / 性差医療 / アルコール依存症 / 回復支援 |
研究成果の概要 |
女性のアルコール依存症患者のレジリエンス促進支援モデルの開発を試みた。患者を対象とした質問紙調査、面接調査および保健福祉医療スタッフを対象とした面接調査等を実施し、依存からの回復に必要となるレジリエンス促進要因を明らかにした。 レジリエンス促進に対する支援として、自己開示の深化、安心感が得られる場の設定、素面で過ごす際の快の体感、セルフモニタリングの深化、ロールモデルとの出会い、トラウマケア、保健福祉医療スタッフの治療的コミュニケーションスキル向上等が示された。本調査結果を統合し、ケアモデルを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究にて、アルコール依存症患者のリカバリーに寄与するレジリエンス促進要因について、体験者とアルコール依存症医療に従事するスタッフより、リッチなデータを得ることができた。また、データを基に、女性アルコール依存症患者の回復支援に資するレジリエンス促進支援モデルを開発した。モデルの実用化の手段として、若年層の女性を対象とした教育資材を作成した。本モデルは、アルコール使用障害を有する者や家族等に対して貢献できると考える。
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