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個人別態度構造分析とカードゲームを融合させた統合失調症家族への新規支援法の提案

研究課題

研究課題/領域番号 15K11841
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関青森中央学院大学 (2018-2019)
弘前大学 (2015-2017)

研究代表者

川添 郁夫  青森中央学院大学, 看護学部, 准教授 (80624741)

研究分担者 則包 和也  弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (00342345)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード統合失調症 / 家族 / カードゲーム / 統合失調症者家族 / 困難場面 / 対処行動 / 家族の困難 / 困難 / PAC分析
研究成果の概要

精神障がい者の治療は病院から地域へとシフトされ、多くの統合失調症者は家族のもとで生活し、家族によって生活支援と情緒的支援が行われている。しかし、家族は疾患に関する知識や対処能力が十分ではなく、対処能力に不足を感じながらも支援を続けている。
そこで、疾患に関する知識を獲得し、不足している対処能力を高めるために、統合失調症者家族への支援方策として、知識の獲得と問題行動への対処方法を学びことのできるカードゲームを作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本課題は、統合失調症者家族の困難の現状、ケアや問題行動への対処を明らかにするために、研究対象個人の心理と行動の理解を可能とする技法である個人別態度構造分析を採用したことにより、家族が直面する困難場面を特定し、家族がどのような意思決定のもとで対処行動を選択したのかについて、全貌を明らかにすることが可能となった。
家族の体験している困難への対処方法の引き出しを増やすための学習機会としてのカードゲームは、家族の疾患への理解度を深めるだけでなく、家族自身が振り返りの機会となり自己効力感の高まりが期待できる。

報告書

(6件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] カードゲームを用いた教育が若年者の自傷行為への理解に与える影響2018

    • 著者名/発表者名
      川添郁夫、北宮千秋、山田基矢、多喜代健吾
    • 学会等名
      第38回 日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] ディケアを利用する精神障害者のセルフスティグマと自己効力感2018

    • 著者名/発表者名
      川添郁夫
    • 学会等名
      第37回 日本社会精神医学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 統合失調症者の父親へのPAC分析 衝動的な暴力と迷惑行為に対処した振り返りからの気づき2017

    • 著者名/発表者名
      川添郁夫
    • 学会等名
      第12回 日本統合失調症学会
    • 発表場所
      米子コンベンションセンタービッグシップ(鳥取県米子市)
    • 年月日
      2017-03-24
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 統合失調症者の母親へのPAC分析 30年の疾病体験の振り返りから得られた困難への気づき2017

    • 著者名/発表者名
      川添郁夫
    • 学会等名
      第36回 日本社会精神医学会
    • 発表場所
      大田区産業プラザPIO(東京都大田区)
    • 年月日
      2017-03-03
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2021-02-19  

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