研究課題/領域番号 |
15K11866
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
小野 若菜子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50550737)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 死別 / 都市 / コミュニティ / プログラム開発 / 地域包括支援センター / 住民 / 死別サポート / 質問紙調査 / 地域コミュニティ |
研究成果の概要 |
本研究は、地域住民を対象とした都市における“死別を支え合うコミュニティ”を育む教育プログラムを試行・評価することを目的とした。研究デザインは、自己対照デザインによる介入研究であった。プログラム内容は、講義、グループワークであった。研究参加者は38名(女性30名,男性8名,平均年齢71.8歳)であった。プログラム内容、参加者どうしの交流に「満足だった」が約9割であった。研究参加者は、自分の地域活動や死別サポートの経験に意味を見出していたことから、地域で死別を支えた経験を共有する機会を提供することは重要であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
在宅での看取り体制を構築するには、家族や近隣の人々といったインフォーマルな支援、住民の理解や協力といった地域基盤の形成が課題である。本研究では、住民を対象とした。“死別を支え合うコミュニティ”を育むプログラムを実施した。参加者の学びや活発な意見交換の場になっていた。“死別を支え合うコミュニティ”や地域の見守りについて、こうした住民相互に話し合う機会を設けていくことは重要である。
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