研究課題/領域番号 |
15K11882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 京都学園大学 (2016-2018) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
滝澤 寛子 京都学園大学, 健康医療学部, 准教授 (80293819)
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研究分担者 |
桜井 尚子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (80256388)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域看護学 / 地域への愛着 / 健康づくり / 地域看護 |
研究成果の概要 |
自分や地域の健康づくり活動参加者が「地域への愛着」を形成するプロセスの地域性および世代による違いを検討した。ニュータウン地域と農村地域の地域性による違いでは、活動のきかっけや活動展開の循環プロセス、地域の環境と人間関係が影響しあう関係性に違いがみられた。地縁の有無が影響していると考えられた。世代による違いでは、壮年期は、活動への戸惑い・抵抗感を感じる特徴があった。健康づくり活動に参加している壮年期世代の人数が非常に少なく、十分な検討ができていないのが課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域への愛着が健康づくりの推進要因となることが示唆されてきたが、その関係性やプロセスは明らかにされてこなかった。今回、ニュータウン地域と農村地域では、地域性の違いを反映し、活動のきかっけや活動展開の循環プロセスが変わること、地域への愛着を育む上で地域の環境と人間関係が影響しあう関係性の違いが明らかになった。社会が変容する中で、地域の特性に合わせた活動展開や、地域への愛着を育む活動を考えるヒントになるのではないかと考える
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