研究課題/領域番号 |
15K11904
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 愛知県立大学 (2016-2018) 帝京大学 (2015) |
研究代表者 |
下園 美保子 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (90632638)
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研究協力者 |
大山 早紀子
浜崎 優子
岸 恵美子
松田 哲子
小西 めぐみ
大島 巌
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プログラム評価理論 / 閉じこもり / 高齢者 / 介護予防 / インパクト理論 / プロセス理論 / プログラム評価 / 効果的援助要素 / 参加型評価 / 評価指標 / 協働型評価 / アウトリーチ |
研究成果の概要 |
地域看護学領域における介護予防活動のプログラム理論の一部開発を目的に、住民を含む参加型評価を用いて検討した結果、①常にケース本人・家族・地域の三者の視点を含む理論を開発、②疾患管理等を含む理論構築、③地域づくりの視点を含む理論に整理された。参加型評価の手法の活用によって、地域全体で評価する文化の育成が期待される。今後は評価理論の客観的検証や、本プログラムの有効性を検討する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、地域看護学領域で展開されている「閉じこもり高リスク者」に対する介護予防活動のインパクト理論とプロセス理論(サービス利用計画)の各暫定版の開発を目的とした。住民や関係機関職員と共に理論構築を検討し開発した結果、①ケース本人・家族・地域それぞれの効果とサービス利用計画が一つの理論の中で整理できること、②医療従事者として重要な、疾患の管理や疾患による心身及び生活への影響も踏まえた理論が構築できること、③住民支援者の活動や地域づくりの視点も組み込んだ理論が精緻化できることが明らかになった。また、参加型評価手法の活用により、人が育ち評価文化が醸成され学習する組織に成長する土壌になると考える。
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