研究課題/領域番号 |
15K11931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
震災問題と人文学・社会科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
杉村 乾 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (10353731)
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研究分担者 |
松浦 俊也 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林管理研究領域, 主任研究員 (00575277)
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研究協力者 |
重松 友季
坂井 真唯
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 放射能 / 観光 / きのこ / 食品安全基準 / 鳥獣 / 山菜 / 渓流釣り / 出荷制限 / 森林利用 / 観光レクリエーション / 特用林産物 / 福島県 / 放射能汚染 / レクリエーション / 阿武隈山系 / 南会津 |
研究成果の概要 |
統計、記事、線量、聞取りをもとに情報収集した結果、登山は最も回復の程度が大きく、南会津では震災以前よりも高い頻度で利用が観察された。他の山岳観光地では2011年に大きな下落があった後、回復程度は阿武隈山系が相対的に遅い。森林公園や巨樹巨木などの観光地では事故以前のレベルにまで回復している。渓流釣りは太平洋岸域を除いてほぼ回復しているが、十分とは言えない。山菜採りは明らかな回復が見られるが、阿武隈山系では事故以前に比べて少なくなっていた。キノコ採取については、阿武隈での大幅減少に対して南会津ではかなり回復しているが、出荷制限は大半の市町村に課せられている。狩猟の回復は最も遅いと見られた。
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