研究課題/領域番号 |
15K11984
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 国立情報学研究所 (2017-2018) 東京大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
蓮尾 一郎 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 准教授 (60456762)
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研究分担者 |
星野 直彦 京都大学, 数理解析研究所, 助教 (20611883)
室屋 晃子 京都大学, 数理解析研究所, 助教 (00827454)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | プログラミング言語理論 / 確率的プログラミング言語 / 高階計算 / プログラム検証 / 確率的システム / 確率的システム検証 / 統計的機械学習 / 表示的意味論 / 操作的意味論 / 抽象機械 / 確率的プログラミング / 圏論 / 線形論理 |
研究成果の概要 |
(離散)確率的関数型プログラミング言語のトークン機械によるシミュレータの実装および、高階・関数型プログラミングと実行時のパラメータ上書きの融合を可能にする言語設計・実行モデル設計・プロトタイプ実装を行った。また確率的関数型プログラミング言語に対する意味論を相互作用の幾何を用い構成した。これはプログラムの実行プロセスを捉えられる内延性な意味論としては初めてのものである。予想しなかった進展としてマルチンゲール概念の定義に関する束論的・圏論的基盤を与えることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
データサイエンスにおける個々のモデルや応用例から独立した汎用処理系・静的解析手法というブレイクスルー達成に向け、数学的基盤の構築とその応用のさきがけとなるプロトタイプ実装を行った。われわれの研究成果は相互作用の幾何という論理学的成果及びその圏論的一般化に基づく理論的手法の社会応用であり、論理学および圏論のもたらす一般性・汎用性に根ざしたデータサイエンスに革新をもたらすための着実な進展である。
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