研究課題/領域番号 |
15K12005
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
米田 友洋 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (30182851)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 非同期式回路 / 遷移型 / 設計手法 / 新フリップフロップ / NoCルータ / 再構成可能デバイス / 再構成デバイス / Verilogシミュレーション |
研究成果の概要 |
遷移型非同期式回路は,要求・応答信号の,レベルではなく遷移(立ち上がり,立ち下がり)を用いるため,高速な回路が実現できるが,設計が難しく,その長所を活かすには非常に高い専門知識を必要とする.本研究では,複数のクロック入力を持つ,新しいフリップフロップに基づく遷移型制御回路のテンプレートを構築することで,特別な専門知識なしに容易に遷移型非同期式回路を実現できる,新しい設計手法を確立し,応用例として遷移型非同期式NoCルータを実現・評価した.また,発展研究として遷移型非同期式回路用再構成デバイスについて検討し,シミュレーションにより動作を確認するとともに,提案手法の有効性を確認した.
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