研究課題/領域番号 |
15K12069
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
小林 耕太 同志社大学, 生命医科学部, 准教授 (40512736)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 補聴器 / 聴性脳幹反応 / 赤外線レーザー刺激 / 人工感覚器 / 蝸牛 / 赤外線レーザー / スナネズミ / 新型補聴器 / 周波数追従反応 / 難聴 / 人工臓器 / 人工内耳 / ピッチ知覚 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、低侵襲かつ非接触で聴覚を回復・補助する、近赤外レーザー補聴器を開発することである。研究成果により、聴覚末梢(蝸牛)を生体外よりレーザーにより熱的に刺激することで聴覚抹消の神経活動を誘発可能であることや、中枢(下丘)に由来する神経活動の記録に成功した。さらにレーザー刺激と音刺激を同時に再生した場合には、ともに閾値に満たない強度であっても、上述の反応を誘発できることがわかった。またヒトを対処とした実験により、レーザー刺激をシミュレートした刺激を作成し、音声をコーディングする方法を検討・開発した。その結果、レーザーにより言語知覚を再建できる可能性が示された。
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