研究課題/領域番号 |
15K12095
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松原 茂樹 名古屋大学, 情報連携統括本部, 教授 (20303589)
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研究分担者 |
中村 剛士 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90303693)
大野 誠寛 東京電機大学, 未来科学部, 准教授 (20402472)
村田 匡輝 豊田工業高等専門学校, 情報工学科, 准教授 (30707807)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 音声言語処理 / 音声対話 / 応答生成 / 傾聴 / コーパス / 会話ロボット / 語り / 発話タイミング / 会話 / パーソナルロボット / 音声 / 相槌 / 対話システム / 聞き役 / 対話コーパス / コミュニケーションロボット / 深層学習 / 系列変換 / 言語生成 / 音声データ / 自然言語処理 / 発話生成 |
研究成果の概要 |
相槌生成タイミングを検出するための対話コーパスの作成とその利用方式を考案した。対話データに網羅的かつオフラインで相槌タグを付与することにより、揺れの小さいコーパスを作成できる.実験により,本方式の有効性を確認した。また、傾聴を示す多様な応答の収集を実施した。語りの音声に対し、表出するに相応しい応答の表現と生成タイミングを付与するという収集方式を採用した。本方式により自然で多様な応答を効率的に収集できることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロボットとの対話では、対話の過程が快適であることも重要である。ロボットの認識や理解の状態を、ユーザに適宜フィードバックすることが有効であり、聴覚的フィードバック手段である相槌は重要な役割を果たす。本研究で、適したタイミングでの相槌生成の実現性を示した。一方、語ることは人間に備わる基本的な欲求といえる。人が語れる機会を増やすことは現代社会の重要な課題に対し、パーソナルロボットが語りを聞く役割を担うことが考えられる。本研究では、ロボットによる傾聴を実現するための効果的な応答データ収集を提案した。
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