研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,体調/加齢/障害によって動的に変化する睡眠状態(睡眠のリズムや深さなど)に対して,心拍データに隠れた潜在構造(「睡眠特性」と呼ぶ)を心拍データからマイニングすることで,高い精度で睡眠段階を推定する無拘束型睡眠段階推定手法を探究した.具体的には,心拍データから各人のウルトラディアンリズム(ノンレム/レム睡眠の周期)を構成する周波数成分の組合せを睡眠特性として特定し,(1)体調の変化にロバストで,(2)年齢の変化に追従可能であることに加え,(3)睡眠障害の影響を考慮した睡眠段階推定を考案し,その効果を明らかにした.
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 7件) 産業財産権 (2件) (うち外国 1件)
人工知能学会誌
巻: 31(3) ページ: 383-388
New Mathematics and Natural Computation,World Scientific
巻: Vol. 11 号: 02 ページ: 201-215
10.1142/s1793005715400062