研究課題/領域番号 |
15K12109
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
田中 啓文 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (90373191)
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連携研究者 |
田向 権 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 准教授 (90432955)
江口 政徳 (財)ファジィシステム研究所, 研究員 (60613594)
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研究協力者 |
小川 琢治
浅井 哲也
赤井 恵
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / 負性抵抗 / ポリ酸 / ランダムネットワーク / 脳型演算 / ポリオキソメタレート / パルス発生デバイス / ニューラルネットワーク / ポリ酸POM / パルス発生 / 脳型デバイス / カオス特性 |
研究成果の概要 |
カーボンナノチューブ(CNT)とナノ粒子とのランダムネットワークを作製し、脳型情報処理に必要なノイズ・パルス発生デバイスを実現するために、新奇ポリ酸(POM)を合成し、そのSWNTランダムネットワークを作製し、パルス発生挙動を調べた。周りにポルフィリンを配位させたPOMからパルスが発生した一方、ピロールやブチルを配位したPOMからは発生しなかった。POMへの配位分子からの電子の移動が、パルス発振を促しているとみられる。また、シミュレーションからパルス発生のメカニズムが分かったうえ、脳型コンピューティング演算に利用できる可能性が示された。
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