研究課題/領域番号 |
15K12122
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
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研究分担者 |
楠 房子 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (40192025)
稲垣 成哲 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
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研究協力者 |
金箱 淳一 慶応義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 音声情報 / 振動 / 聴覚障害者 / オノマトペ / 擬音語 / リズム / 音 / 共感覚 |
研究成果の概要 |
聴覚障害でも,擬音語を学べるように音体験を拡張する共感覚的な擬音語教材のデザインを行った.音声を振動で伝えるデバイスを開発し,聴覚障害者に対してリズム弁別実験を行った結果,音と同時に振動刺激を呈示することで,リズム弁別成績が向上することがわかった.次に,視覚・聴覚・触覚という複数の感覚に働きかける擬音語教材をデザインした.この教材は,セミの生態の解説文章,鳴き声の擬音語,セミ画像,セミの鳴き声,鳴き声の波形,振動で構成した.振動の判別ができると「おもしろい」「教材として使える」と評価することが分かった.振動は擬音語学習を楽しいものにできる可能性があり,教材を構成する要素として期待できる.
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