研究課題/領域番号 |
15K12130
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 総合教育センター, 教授 (60395168)
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研究分担者 |
鉄谷 信二 東京電機大学, 公私立大学の部局等, 教授 (10385479)
井ノ上 寛人 東京電機大学, 公私立大学の部局等, 助教 (40724604)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 日本の伝統文化 / いけばな / 様式美 / 違和感 / 審美眼 / 伝統文化 / 伝統工芸 / 乙 |
研究成果の概要 |
本研究ではまず日本の伝統文化の華道を対象として、華道の「審美眼」について熟練者が作品に対して感じる言語的、論理的に表現困難な「違和感」に着目し、「違和感」を主たる要素に分解し各要素を定量化する方法論を検討した。違和感を検討するために、人が縦横被を変えた絵画や画像に対して感じる違和感、および不可能立体に感じる違和感を検討した。さらに3次元モデリングしたいけばな池坊の生花(しょうか)という様式に対して、その形状に対する熟練者の審美眼について評価を行い、様式に内在する美の要素を検討した。結果として違和感や審美眼といったものは人の記憶に関連する、またトレーニングにより培われていくことを明らかにした。
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