研究課題/領域番号 |
15K12134
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
竹村 文 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (90357418)
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連携研究者 |
松田 圭司 産総研, 人間情報研究部門・システム脳科学グループ, 主任研究員 (50358024)
三浦 健一郎 京都大学, 医学研究科, 助教 (20362535)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 認識 / 意識 / 無意識 / 視覚 / 不随意運動 / 反射 / 追従眼球運動 / 眼球運動計測 / 運動方向知覚 / 両眼視野闘争 / 自動化運動 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、感覚運動情報処理プロセスにおける認識という主観的な現象と運動の相関を解き明かし、脳の意識的過程と無意識的過程の関係性に迫ることである。 本研究では、物理的な画像シフトの方向とは異なる運動知覚を想起させる2フレーム・ムービーを用いて、眼球運動も物理的な画像シフトの方向とは異なる方向に生じることを、マカクサルを用いて明らかにした。このことは、マカクサルがヒトの良いモデルであることを示している。今後、ヒトで示唆されている「知覚の反転は初期視覚野の情報処理が反映された結果である」という仮説を、マカクサルを用いた電気生理学的実験により神経活動から明らかにしていくことが可能になるだろう。
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