研究課題/領域番号 |
15K12140
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
片平 健太郎 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (60569218)
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連携研究者 |
山下 祐一 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所, 室長 (40584131)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 研究領域基準 / 計算論的精神医学 / 計算論モデル / 検出力 / 精神疾患 / 疾病分類学 / 研究領域基準 (RDoC) / 統計モデル |
研究成果の概要 |
精神医学の新しい研究アプローチとして研究領域基準(Research Domain Criteria; RDoC)が注目されている。RDoCは従来の疾患の分類の枠組みにとらわれず,症状の実態に即した行動指標とそれに対応する生物学的基盤に基づいて精神疾患をとらえる研究方略である。本研究では,計算論モデルや統計モデルを用い,従来の精神医学の研究においてこれまで中心的に用いられてきた疾患カテゴリベースの研究法と比べてRDoCがどのような利点を持つかを理論的に検討するための枠組みを構築した。それにより,従来の疾患のカテゴリーを用いる方略よりRDoCが高い確率で病因を同定できる条件などを議論した。
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