研究課題/領域番号 |
15K12148
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小山 聡 北海道大学, 情報科学研究科, 准教授 (30346100)
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研究協力者 |
宋 静
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | クラウドソーシング / オープンデータ / 因果分析 / 人工知能 |
研究成果の概要 |
本研究では,クラウドソーシングによって多くの人々の能力を活用してオープンデータの分析を行うための基盤技術の研究を行った.とくに,相関関係ではなく因果関係を分析するタスクに着目し,クラウドソーシングで人間の知識を活用して因果関係の影響を与える変数の候補を発見し,探索的にオープンデータの分析を行うフレームワークを開発した.世界銀行や日本政府のオープンデータなどを用いて,各要素技術およびフレームワークの評価を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業や官公庁の公開するオープンデータを活用して,社会的な意思決定やビジネス上の決定を行うことが今後ますます重要になってくると考えられる.その際に,相関関係と因果関係を区別することは重要であるが,そこには人間の背景知識の利用が不可欠である.本研究は,インターネット上で不特定多数に仕事を依頼できるクラウドソーシングを用いて,多くの人々の知識を活用して因果分析を行うフレームワークを提案しており,オープンデータ活用への一助になることが期待できる.
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