研究課題/領域番号 |
15K12174
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
岩根 典之 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (60264933)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | デジタル教材 / マルチモーダルインタフェース / 身体知 / 形式知 / 学習システム / 学習支援システム / バーチャルリアリティ |
研究成果の概要 |
デジタル教材における身体知の説明支援を目指し、(1)教材において伝えたい知、知りたい知の種類、(2)既存の伝達メディアとその組み合わせによる効果、(3)知の新しい伝達手段としての有用性、から力覚でデバイスの可能性を調査分析した。陶芸におけるコテを用いた粘土の成形を対象に専門家から身体知と形式知を獲得し、初心者に提示して説明的文章の理解の変化を評価した。評価シートとアンケートから理解を支援できる可能性があることが示唆された。しかし、注意点が異なると感じ方やわかり方にかなりばらつきがあることもわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デジタル教材はすでにマルチメディア化されているが、デジタル教材における触力覚情報の提示は未開拓な分野である。そのため学術的に研究課題の新規性はあるが、実験は予備的なもので十分な結果を得るまでには至っていない。しかし、力覚メディアの追加によりわかりやすさが向上したケースもあり、将来のデジタル教材の在り方や可能性に対して、ひとつの方向性を示した点で社会的な意義があると考える。
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