研究課題/領域番号 |
15K12186
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
大塚 俊之 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 教授 (90272351)
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研究分担者 |
金城 和俊 琉球大学, 農学部, 准教授 (30582035)
飯村 康夫 滋賀県立大学, 環境科学部, 助教 (80599093)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 溶存無機炭素 / マングローブ / 従属栄養生物呼吸 / 潮位変動 / 土壌圏炭素 / 石垣島 / 土壌呼吸 / マングローブ林 / 吹通川 / 炭素循環 / 微生物呼吸 / 炭素安定同位体 |
研究成果の概要 |
マングローブ林の炭素循環を明らかにするために、石垣島吹通川河口で潮位変動に伴うDIC濃度とECの変動を季節的に24時間連続測定した。DIC濃度は水位と負の相関が見られ、満潮時は海水と同程度であったが、干潮時は海水の1.5倍程度に上昇した。流入する河川水のDIC濃度は海水より低く、干潮時のDIC-δ13Cは海水より大きく低下した。これらの結果はマングローブ林の分解呼吸によるCO2の多くがDICとして溶けて海に流出していることを示す。
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