研究課題/領域番号 |
15K12191
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
新垣 雄光 琉球大学, 理学部, 教授 (80343375)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大気エアロゾル / 臭素 / 光化学反応 / 活性酸素 / 有機物 / エアロゾル |
研究成果の概要 |
大気中のオゾンは活性なBr化合物と反応することで激減する。そのため,活性なBr化合物の起源と生成機構を解明することは,大気環境を理解する上で重要である。本研究では,Br化合物の主要な起源と考えられる海塩由来Brの大気エアロゾル中での存在形態を解明し,Brの大気中での挙動を明らかにすることを目指した。研究の結果、大気エアロゾルに存在するBrは、化学反応により、約半分がエアロゾルから大気へガス状物質として拡散し、残りは、水溶性成分としてBr―が主として存在し、水不溶性Br成分も約5%存在することが明らかとなった。今後、化学形態の変化に影響する因子を明らかにする必要がある。
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