研究課題/領域番号 |
15K12196
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
坂井 三郎 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 技術研究員 (90359175)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | レーザー分光 / レアアイソトープ / 古水温 / 二酸化炭素 / 炭酸塩 / 温度計 |
研究成果の概要 |
本研究では、重い同位体13Cと18Oからなる二酸化炭素13C-18O-18O分子の存在量が、CO2生成時の温度に”強い”依存性があることに着目し、新しい同位体分子温度指標を探索することを目的とした。そのために、中赤外領域に存在する13C18O18Oの吸収波長帯に発振波長を持つレーザー分光システムの構築を目指した。その結果、炭酸カルシウムの必要量が数mg必要となるものの、13C18O18Oと同等レベルである吸収強度10E-25レベルの吸収線を高い繰り返し精度で計測できることが判明し、適切な波長領域を発振する量子カスケードレーザーを導入すれば、13C18O18O検出が可能であることを明らかにした。
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