研究課題/領域番号 |
15K12246
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
北宅 善昭 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (60169886)
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研究分担者 |
遠藤 良輔 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 講師 (10409146)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メタン発酵消化液 / 硝化 / 微細藻類 / メタン発酵 / 硝化作用 / 微細藻 |
研究成果の概要 |
メタン発酵消化液を用いてユーグレナを育成するとともに、硝化菌でアンモニアを硝酸に変換し、その液を用いて同時に植物を養液栽培するシステムの技術的可能性を検討した。ユーグレナはろ過硝化消化液で正常に増殖し、硝化消化液中の要素濃度は、商用標準培養液と同程度であった。このことから、ろ過硝化消化液を培養液として同時育成をユーグレナの定常増殖期まで行うことは技術的に可能であることがわかった。生ごみ由来のメタン発酵消化液は硝化に伴いリン酸およびカルシウムイオン濃度が増加し、不足するマグネシウム、鉄およびマンガンを補充すれば、養液栽培用の標準的な培養液として利用できる。
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