研究課題/領域番号 |
15K12280
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2018) 早稲田大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
白井 裕子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 准教授 (90350363)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | フランス / 水マネジメント / 水資源 / 流域 / 社会制度 / 河川 / 上水 / 下水 / 環境政策 / 環境調和型都市基盤整備・建築 / 国土保全 / 都市計画・建築計画 |
研究成果の概要 |
フランスの具体的な地域において、上下水道、河川事業の歴史的変遷とその社会背景、各年代における問題などを明らかにした。また公共・半官・民間等の関係も明らかにした。そして同時に、水に関する社会基盤の整備、管理、運営状況についても、面的な広がりで把握することができた。広域化へと進む現状、そしてフランスにおける水関連企業の不正、また水事業を民間から公共に戻す地域が出てきている現状についても、把握することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般誌などでも、上下水道事業への外資の参入などが取り上げられるようになってきた。水資源から河川、上下水道に至る水マネジメントは、その現状に改革が求められており、それには、我が国とは大きくことなる海外の制度、政策の研究や実態把握、問題分析が必要である。 世界の水メジャーを擁するフランスは、早くから水マネジメントに民間企業が参入している。本研究では、その歴史的経緯と現状、問題を捉えた。また公共から民間へのシフト一辺倒ではない、フランス現地の変貌も明らかにした。ここから我が国で求められる上下水道事業の改革に対して、具体的な示唆を得ることができた。
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