研究課題/領域番号 |
15K12315
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 (2016-2017) 奈良女子大学 (2015) |
研究代表者 |
後藤 景子 奈良工業高等専門学校, 校長, 校長 (30243356)
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研究分担者 |
安川 涼子 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 講師 (30646633)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 大気圧プラズマジェット / テキスタイル / ぬれ性 / 染色性 / 羊毛 / 酸性染料 / インクジェット / 濃色化 / 天然繊維 / 持続可能 |
研究成果の概要 |
インクジェット染色の前処理としての太鼓圧プラズマジェットの適用を検討した。綿、羊毛、絹およびポリエステルの各布のプラズマ処理を行ったところ,羊毛布とポリエステル布で顕著なぬれ性の増大が起こり, 繊維表面の酸化に起因することがわかった. 羊毛布と各種酸性染料を用いてインクジェット染色性に及ぼすプラズマ前処理の効果を検討したところ、薬剤処理に比べて蒸熱処理時間を削減しても十分な染色性が得られた. ブリーディング・染めむら、および染色堅ろう度の評価を行ったところ, プラズマ前処理は薬剤前処理と同様に問題がなかった. 以上, インクジェット染色工程への大気圧プラズマジェットの導入が期待される.
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