研究課題/領域番号 |
15K12323
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
杉本 久美子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (10133109)
|
研究分担者 |
上條 真吾 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (40725222)
土橋 なつみ 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (70648419)
|
研究協力者 |
河野 葉子
久保田 絢子
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | ガム咀嚼 / フレーバー / カプサイシン / 唾液分泌 / 自律神経活動 / 脳波 / 作業効率 / 脳波分析 / うま味 / 自律神経 |
研究成果の概要 |
ガム咀嚼の心身への効果は含有成分によって多様に変化する。本研究では、ガム咀嚼の効果を唾液分泌、自律神経活動および脳活動から総合的に評価する方法を用いて、ガムの新規成分である辛味成分カプサイシンを含むガムの咀嚼が生じる効果について分析した。カプサイシン含有ガムの咀嚼は、無味および甘味のベースガムと比較してより強力かつ持続的な唾液分泌促進効果を示し、他のガムと同様に副交感神経活動低下と交感神経活動上昇ならびに脳波のβ波の割合増加を誘発した。さらに、計算課題中にカプサイシンガム咀嚼を行った場合のみ、時間経過に伴う解答数の減少が抑えられたことから、覚醒効果が高く作業効率向上に役立つ可能性が示唆された。
|