研究課題/領域番号 |
15K12325
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
乾 千珠子 (山本千珠子) 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (00419459)
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連携研究者 |
吉岡 芳親 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任教授 (00174897)
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研究協力者 |
杉原 文徳 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教 (50381645)
森 勇樹 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教 (10559355)
陳 挺 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 味覚嫌悪学習 / 免疫機能 / 味覚嗜好性 / リポポリサッカリド / マンガン造影MRI法 / 扁桃体 / 視床下部 / 嫌悪性行動 / 脳機能 / イメージング |
研究成果の概要 |
食べ物の美味しさと免疫機能との関連を明らかにするため、動物にとって好ましい味覚溶液(甘味)と免疫反応を誘発するLPSを組み合わせた味覚嫌悪学習において、味覚刺激によって生じる行動変化と脳活動との関連についてマンガン造影MRI法を用いて調べた。その結果、行動変化においては学習獲得後の甘味刺激によって嫌悪性行動が認められた。甘味刺激により、扁桃体および視床下部背内側核を含む部位の活動が認められた。扁桃体の活動は他の薬物と組み合わせた場合にも認められたが、視床下部背内側核の活動では認められなかったことから、視床下部背内側核が味覚と免疫反応を結びつける部位として特異的に働いていることが明らかとなった。
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