研究課題/領域番号 |
15K12352
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
清水 英寿 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (10547532)
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研究分担者 |
清水 和哉 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (10581613)
岡野 邦宏 秋田県立大学, 生物資源科学部, 助教 (30455927)
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連携研究者 |
杉浦 則夫 筑波大学, 生命環境系, 名誉教授 (10302374)
宮崎 均 筑波大学, 生命環境系, 教授 (40183636)
石塚 敏 北海道大学, 大学院農学研究院, 准教授 (00271627)
吹谷 智 北海道大学, 大学院農学研究院, 講師 (10370157)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ミクロシスチン / 藍藻類由来毒素 / アオコ / 健康リスク評価 / 消化管 / 飲料水 / 淡水魚介類 / 湖沼 / 細胞増殖 / EGF受容体 / MAPキナーゼ / AMPK / 肝細胞 / 腸管細胞 / オートファジー / 大腸ガン / 湖沼富栄養化 |
研究成果の概要 |
湖沼の富栄養化によって発生するアオコは、ミクロシスチンと呼ばれる毒素を産生する。本研究では、培養肝細胞のHepG2細胞で、Microcystin-LR(MC-LR)の処理濃度の違いによるAMPKの活性化の有無で、細胞死に対して異なる作用が存在する事が示された。また、培養腸管細胞のCaco-2細胞では、p38とJNKの活性化を介した細胞増殖や、原がん遺伝子の発現誘導が観察された。ラットを用いた解析では、ミクロシスチン投与による影響は、摂食量、体重、各種臓器重量(肝臓・腎臓・脂肪)で見られなかった。今後、各種臓器の遺伝子発現量、血中パラメーター、肝脂質、胆汁酸、腸内細菌叢の解析なども行っていく。
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