研究課題
挑戦的萌芽研究
ビフィズス菌がもたらす健康増進効果を宿主が受益するうえで、宿主の腸内細菌叢を構成している固有のビフィズス菌株を利用する方が安全性が高いと考えられる。そこで本研究では、宿主固有のビフィズス菌株の増殖を効率よく促進するプレバイオティクスの探索を最終目標とし、ビフィズス菌を含めたヒトの消化管内細菌叢を構成する菌種の基準株やヒト糞便由来のビフィズス菌株を用いて、特異的に菌の増殖を促進するオリゴ糖などの難消化性糖質の種類や配合を評価可能な培養条件を確立した。このスクリーニング試験系を通して、ビフィズス菌および消化管内常在菌のオリゴ糖資化能に関する基礎的な知見を収集することができた。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件)
The Journal of Veterinary Medical Science
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