研究課題/領域番号 |
15K12362
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
安部 聡子 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (90644576)
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研究分担者 |
下司 映一 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (50192050)
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研究協力者 |
板橋 貴史
中島 潤也
本寺 哲一
加藤 京一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 朝食 / 栄養 / 脳血流 / 能血流量 |
研究成果の概要 |
朝食摂取の有無による効果を脳血流との関連性について明らかにした。まず、脳血流に関して赤外線分光法(fNIRS)装置を使用して、知的課題を負荷時の前頭部脳血流変化を計測した。その結果、知的課題遂行中の脳血流量を標準化して加算平均した場合、朝食欠食時に比べて摂取時に脳血流量が有意に活性化された。またfMRIを使用した課題負荷による脳血流変化も言語課題、計算課題それぞれの特徴的な活性部位で朝食摂取時に有意に脳血流変化があった。これらにより、朝食摂取の有無が知的課題遂行中の脳血流量に変化を与える可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
朝食欠食は、国民健康栄養調査でも若年者に増加傾向であり、問題視されている。既存の研究研究では、習慣的朝食欠食者の学業成績の不良や学力低下が報告されており、朝食欠食に関する科学的研究の蓄積や報告が急がれている。本研究では、朝食欠食の有無による脳血流変化を計測したものであり、朝食摂取の有用性について、一定の示唆を与えるものと考える。
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