研究課題/領域番号 |
15K12379
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
幡野 恭子 京都大学, 人間・環境学研究科, 助教 (90208520)
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研究協力者 |
野口 哲子
田中 学
大野 理沙
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 環境教育 / 教材開発 / 教養教育 / ビオトープ池 / 微細藻類 |
研究成果の概要 |
教養教育のために大学構内にビオトープ池10面を構築し、微細藻類に着目した環境教育教材を実践的に開発した。それぞれの池には環境に応じて多様な微細藻類、動物プランクトン、小動物が生息するようになり、ビオトープ池を非常に機能的な環境学習の場とすることができた。 ビオトープ池を利用して、教養教育実習では、約30名の1・2回生が3時間で測定、観察、解析及び考察を行うことができ、微細藻類と自然環境の関係を効率的に学ぶ環境学習プログラムを完成できた。1回生向けの半期の少人数ゼミでは、学生がビオトープ池で生命現象の変化を見出せるようになり、学生の微細藻類と環境の関係を解析する能力を高めることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身近な大学構内にビオトープ池を作ることにより、教養教育課程の学生が、微細藻類、動物プランクトン、小動物の生きている姿を観察できる場を創生でき、効率的に自然環境と生物や人間との関係を考察させる教材を完成できたことに学術的意義がある。 本研究で開発された環境学習プログラムを通じて、自然の仕組みや素晴らしさを認識できれば、専門教育課程でどの分野に進んでも、自然の保全や再生・復元を図る活動や、地球環境問題への取り組みに発展する契機となると期待できる。さまざまな分野で持続可能な社会を築くための人材育成につながることに大きな社会的意義があると考える。
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